期間限定 ふんわり風俗嬢の内緒話

ひょんなことからまさかの風俗業界に足を踏み入れた、新米風俗嬢の内緒話です。

風俗嬢話

大嫌い

しょうもないウソをつく客。時間にルーズで遅れても詫びの一言もない客。「これ以上は無理よ」と言ってるのに、ひたすらしつこい客。押さえつけて無言で力尽くでしようとしてくる客。みんな、嫌い。だいっきらい!!

商品としての私

私は自分が「店の商品」だとはっきり自覚している。商品(自分)をできるだけ知ってもらい、お客様に安心して勧めてもらえるよう、ちょっとした空き時間には店員と積極的にコンタクトをとるようにしている。そして商品(私)を選んで下さったお客様から店員…

仕事中に絶対触れられたくない所

「あの人」とお付き合いするようになってから、仕事が憂鬱でたまらない時が多くなった。仕事中、体に触れられることはどうしても避けられない。仕事だから仕方ない。ただ、どうしてもNGな場所がある。それは、髪の毛と顔だ。私から「触らないでね」と言うこ…

素敵な一句

こんなカレンダーがあったとは。さすが、風俗店。自分が働いてなければ一生目にすることはなかっただろう。「スケベでも 待合室じゃ みな紳士」待合室というのは基本、嬢は立ち入ることのないスペースなので、何がどうなってるのか全くわからない。おそらく…

下品極まりないお小遣い話

この仕事をしていて時々、「お小遣いあげるからさぁ、ねえいいでしょう?」と、いわゆる本○行為を強要してくるお客様がいる。初めて言われた時には面くらい、不愉快になったが、何度か言われるうちに「…またか。」としらっとした気持ちになる。言わずもがな…

お客様に「ありがとう」と言われて

「ドキドキさせてくれて、ありがとう。こんなオジサンが…アホだよね…。」最近お客様から言われて印象に残っている言葉だ。「アホだなんて仰らないで下さい、いくつになってもドキドキは大切だと思いますよ。」そう私が言うと、恥ずかしそうな嬉しそうな顔を…

私が風俗嬢でいる理由

私が風俗の道に入った理由は、経済的事情が絡む目標があるからだ。 自分の今おかれている生活環境を考え、いかに効率的に短期間で目標を達成できるかを考えた時に、この仕事が自分に今できる最大限の近道だと思った。 ずるい・・・たしかにそうだと思う。地…

初めてお客様に平手打ちされた日

以前、私のお客様で本当によく通って下さる方がいた。 「いた」なので、過去形のお客様。 お遊びの時間はいつも最長のロングコース、ホテルの部屋もいつも豪華なところを用意して下さった。それだけ見れば、「お金を落としてくれるすごくいいお客様」なのだ…

この仕事で大嫌いなこと

※この記事には性的描写が含まれるので、お嫌な方はスルーして下さい。私はこの仕事でどうしても好きになれないことがある。それは、素股だ。素股だけは、いつまでたっても嫌い、苦手、怖い。だから絶対に自主的に接客の流れに組み込むことはなく、お客様から…

「店員は何もしてくれない」わけではない、と思う

この仕事をしていて思うように稼げていなかったり、暇が続くと「店員は何もしてくれない」と思わず愚痴りたくなるかもしれない。これは店や店員によるかもしれないけれど、少なくとも私はそう思ったことはない。たしかに店員がどの嬢にも「確実に」お客様を…

笑えなかった私

私はこの仕事に就くまで、笑顔になるのが苦手な人間だった。入店初日は恐怖と疑いと不安の塊でさらにガチガチになっており、おそらくスタッフは「本当に大丈夫なのか、この娘?」と「使えない娘」の烙印を押しそうになっていたと思う。とあるスタッフはあま…

膝の赤みは働いた証し

私は仕事の時、膝をよく使う。 どういうことかというと、膝を使って歩いたり座ったり、ベッドの上での接客時には膝で自分の体重を支えることが多い。 膝を使って歩いたり座ったり・・・というのは、 お客様の目の前でなるべくドカドカ歩いたりせず、どうやっ…

やや空腹くらいがちょうど良い

この仕事は気力も体力もかなり消耗する。しかたがってとてもお腹がすく。でも私は仕事に入る前は「やや空腹くらいがちょうど良い」と思っている。個人差はあるだろうが、私はお腹が満たされるとまず眠くなる。眠いからやる気も半減して完璧にリラックスモー…

初めての重度の当欠願望

この仕事を始めて数ヶ月経ったある日、初めて「仕事に行きたくない。休みたい」と強く思った日があった。いつも朝目が覚めるとすぐに出勤確認の連絡をいれる。でもその日の朝は、「生理がこないかなあ」「なんとか(休む)うまい理由はないだろうか」とグズ…

続〜連れ込み宿!?事件

前回の記事(http://hi-chan963.hatenablog.com/entry/2013/12/16/094802)の続き。百歩譲ってこの時のお客様が良い方だったら「まあこれも経験だ」とポジティブな思い出になったかもしれない。しかし、だ。このお客様、清潔感に欠けるような方で、しかも終…

連れ込み宿!?事件

私の仕事はお客様と一緒にお店近辺のホテルに行きお時間を過ごす。いわゆる、お客様のご自宅や離れたご滞在先に出張する「デリヘル」とは違う。お店近辺と決まっているのでだいたいどこのホテルはどんな感じで料金設定はどんなものかなど、お店のスタッフか…

激しさだけが全てではない

接客をしていてよく思うことがある。露骨な表現になるが、キス、指入れ、おもちゃ…全てにおいて終始「激しすぎる」お客様がなんと多いことか。適度な激しさは感情の高ぶりをもたらすこともあるが、正直言って「激しすぎる」のは痛いだけなのだ。このブログを…

タイマー事件

私の仕事ではタイマーが必需品だ。時計を見ながら接客するのでなく、「退室まで残り◯分」というデジタル表示と終了までに二度鳴るアラーム音を頼りに接客を進める。もう少し詳しく説明すると、例えばお客様のコース時間が60分だとしたら、60から15を引いた(…

プリンの謎

時々お客様から差し入れを頂くことがあるが、どういうわけかプリンの確率が非常に高い。たしかにプリンは好きだけれど、大好物というほどでもないし、どこかにプリン好きだと明かしていることもない。ケーキほどかさばらず、手を汚さずにサッと食べられるイ…

風俗嬢…?

私は自分が「風俗嬢」という自覚があまりない。もちろん、属する業界は風俗業だし、仕事の内容はそうなのだから「風俗嬢」なのだけれど…。こうして何度も風俗嬢と書いていてやっぱり違和感がある。何故だろうと考えていて、気づいたことがある。それは「風俗…