期間限定 ふんわり風俗嬢の内緒話

ひょんなことからまさかの風俗業界に足を踏み入れた、新米風俗嬢の内緒話です。

続〜連れ込み宿!?事件

前回の記事(http://hi-chan963.hatenablog.com/entry/2013/12/16/094802)の続き。


百歩譲ってこの時のお客様が良い方だったら「まあこれも経験だ」とポジティブな思い出になったかもしれない。
しかし、だ。
このお客様、清潔感に欠けるような方で、しかも終始いわゆる「マグロ」の状態だったのでこちらが手を変え品を変え接客するもなかなかご満足の瞬間に達せず、しまいにはもうあとわずかで退室前のシャワーの時間だというのに「シャワーはいいから頑張ってよ。」と仰る。

唖然とした。なんということを仰るのだろうと。一応マニュアルというかマナーとして退室前のシャワーもお客様と一緒に入る。衛生的にもそのようにお願いしている。
もし本当にお客様が「お客様のみ」シャワー省略でもよいなら、退室前のシャワーはご自身の意思で省かれたということで私も納得できるかもしれない。しかしこの時の「シャワーはいいから」は私にもシャワーの時間は与えない、ということだ。

嬢は次に仕事が続いているかもしれないし、シャワーを浴びずに退室など言語道断なのだ。
このお客様は嬢のことなど何も考えていない…悲しくなった。

終了のアラームがなり、もうシャワーへ行かないとならなかった。
結局達することがなかったお客様は「ええ?もう時間?もっと頑張ってよ。」と仰った。しかし本当にこれ以上は無理だった。
私は静かに穏やかに、しかしきっぱりと
「私の力不足で申し訳ありません。
しかしお時間いっぱい頑張らせて頂きました。これ以上ご希望ですと、延長となり追加料金が発生してしまいます。お客様がシャワーを省略なさるのは構いませんが私はこの後のお仕事のこともありシャワーをさせて頂きたいのです。ご納得頂けないようでしたらお店に電話して確認しますがいかがいたしましょう」というようなことをお伝えした。

結局お客様は観念し一緒にシャワーをし、バタバタと退室したのだか、今になっても私の中で嫌な出来事として残っている。