今日もダメな日だった。ダメな自分だった。「あの人」に気持ちをぶつけたけど（冷静に話す感じではなかったから、ぶつける、が近い）、当然何一つ解決もされないし、スッキリもしない。封印して今まで通り振る舞うしかないのか。5年、10年、20年、もっと先ま…

メールを書きながら泣いた。溜め込んでいた涙が、壊れた蛇口のようにドバドバと溢れてきた。書きながら、自分の中の自分を踏みつけ、叩き、罵った。悲しい。幸せなはずなのに。

目の奥がチリチリ傷んだまま、眠れずにいる。「あの人」のことを考える。毎日朝晩顔を合わせて何の心配もせずに、でも心は誰か他の人を思っている人と日常を共にすることと、限られた時間を、お互い目一杯楽しんで愛し合いながら、自分のもとには帰ってこな…

いまここに「あの人」がいて、ただ黙ってわたしの髪の毛を撫でながら腕の中で眠らせてくれたら、どんなに幸せだろう。誰にも邪魔されず、しばらく静かに眠っていたい。

きょうはダメな日なんだ、と割り切ろう。「今日も」、ではなく、今日は。まっすぐに物事を考えられず、辛いほうへと考えてしまう。でも嫉妬をしたり、イライラする力もないかんじ。今日は、ダメな日。

全世界から否定されても他の誰からも祝福されなくても「あの人」を愛し続けたい、愛され続けたいそんなふうに思えた一日だった