期間限定 ふんわり風俗嬢の内緒話

ひょんなことからまさかの風俗業界に足を踏み入れた、新米風俗嬢の内緒話です。

激しさだけが全てではない

接客をしていてよく思うことがある。
露骨な表現になるが、キス、指入れ、おもちゃ…全てにおいて終始「激しすぎる」お客様がなんと多いことか。
適度な激しさは感情の高ぶりをもたらすこともあるが、正直言って「激しすぎる」のは痛いだけなのだ。

このブログをどれだけの男性がご覧になっているかわからないが、考えてもみて欲しい。
男性の大切なところを、乾いた手で終始激しくこすられ続けたら、痛くないだろうか?
女性だって同じ、粘膜は非常にデリケートなのだ。

お客様ご自身が相手の嬢を思いやる余裕がないほど興奮していたり、お酒が入っていたり、AVのような激しさが女性の快感を導くと勘違いされてるようなパターンだったり…推測するかぎり様々だ。

お仕事なので、お客様をしらけさせないためにも、多少の「激しすぎる」痛みは我慢するし、演技もする。しかし、どうしても我慢ならない時やこれ以上は自分の身体に支障が出ると判断した時には「もう少し優しく…ね」と言わせて頂いている。

聞く耳持って下さるお客様には救われるが、そうでない場合(優しく、がどうすればいいのかわからないのかも)は本当に嫌な気持ちでいっぱいになる。

激しいだけが絶頂を導くわけではない、と私は思う。むしろ、焦らされたり、優しく優しく頭のてっぺんからつま先まで全て性感帯になるくらい色気のある手つきで愛撫されれば、信じられないくらい快感の波が何度も押し寄せる。
その中に時折スパイス的に激しさを織り込まれたら、女性はたまらなく幸せを感じるだろう。

「痛くない?」と時折気遣ってくれる男性にも、女性は優しさを感じて心を開き、さらに乱れてしまうかもしれない。

世の中に優しい男性、優しいお客様が増えることを願う。