期間限定 ふんわり風俗嬢の内緒話

ひょんなことからまさかの風俗業界に足を踏み入れた、新米風俗嬢の内緒話です。

「店員は何もしてくれない」わけではない、と思う

この仕事をしていて思うように稼げていなかったり、暇が続くと「店員は何もしてくれない」と思わず愚痴りたくなるかもしれない。

これは店や店員によるかもしれないけれど、少なくとも私はそう思ったことはない。


たしかに店員がどの嬢にも「確実に」お客様をつけてくれる保証はないし、最終的に選ぶのはお客様なので、タイミングや運、そして嬢の力による部分が多いかもしれない。
しかし、嬢の陰になって店員は出来る限りの「稼がせてあげよう」という努力をしてくれていると思う。


問い合わせや予約の電話を受け付けてくれる。
HPで宣伝してくれる。
フリーでいらしたお客様に受付でオススメをしてくれる。
嬢が仕事だけに専念できるよう、一切の雑用をやってくれる。

書き出せばきりがない。


店員が頑張って私を推してくれて、そのお客様が笑顔でお帰りになると、私は店員からバトンを上手く受け取れた気持ちになり嬉しくなる。
そんな時はお客様が喜んで下さったことを、推してくれたお礼と共にできるだけ店員に伝えるようにしている。すると、店員も笑顔になり、良い空気が生まれる。
そのお客様が後日返ってきてくださったらなおさらだ。

私は自分に「寝ていても勝手にお客様がポンポンつくような」実力が備わっていないので、日々店員に助けられている。
落ち着いて食事をとれないくらい仕事が続くとしんどいなと感じることもあるけれど、稼ぎにきている以上こんな有難いことはないのだ。

感謝の気持ち、忘るべからず、だ。