期間限定 ふんわり風俗嬢の内緒話

ひょんなことからまさかの風俗業界に足を踏み入れた、新米風俗嬢の内緒話です。

商品としての私

私は自分が「店の商品」だとはっきり自覚している。商品(自分)をできるだけ知ってもらい、お客様に安心して勧めてもらえるよう、ちょっとした空き時間には店員と積極的にコンタクトをとるようにしている。そして商品(私)を選んで下さったお客様から店員にフィードバックがいけば、それについて話しをし、よりよい商品になれるようさらに努力をする。

私が買われない(選ばれない)ということは、もちろんお客様の好みの問題もあるけれど、商品価値が乏しいとも考える。誰からも全く買われなくなったら、それは私に商品価値がなくなったに等しい。

そうならないように、常に色々考えている。時には店の視点で「売れる商品」について店員と考える。その上で、自分の武器になること、さらに磨きをかければもっと良くなる可能性について話し合う。


「所詮、風俗なんだし、いつでもやめられることに何故そんな真剣になるの?」

そう思われるかもしれない。
それは、私が「ぼんやり適当に仕事していても楽に売れていく商品」ではないことが私自身よくわかっているから。
売れる風俗嬢としての魅力を少しでも身につけたいから。
いつでもやめられる、だからやれるのは今しかない。
どうせやるなら良い仕事をしたい、稼ぎたい、ただそれだけなのだ。