期間限定 ふんわり風俗嬢の内緒話

ひょんなことからまさかの風俗業界に足を踏み入れた、新米風俗嬢の内緒話です。

2013-12-01から1ヶ月間の記事一覧

大晦日に思う

無事に仕事納めしてほっとしている。風俗業界に身をおくようになって数ヶ月、日々新しいことの連続で非常に濃い時間だった。 この仕事を始める前、私はとにかく何もかもが怖くてたまらなくて、不安と恐怖と猜疑心でいっぱいだった。しかし、蓋をあけてみたら…

優しい強がり

何気に私が見たものは、本当は見るべきではなかったのかもしれない。そこは私が絶対に立ち入ることのできない領域で、なんとなく温かく揺るぎないものに感じた。それは私を安心させ、少しだけざわざわさせた。「あの人」はどんな顔をしてその場に佇み、どん…

膝の赤みは働いた証し

私は仕事の時、膝をよく使う。 どういうことかというと、膝を使って歩いたり座ったり、ベッドの上での接客時には膝で自分の体重を支えることが多い。 膝を使って歩いたり座ったり・・・というのは、 お客様の目の前でなるべくドカドカ歩いたりせず、どうやっ…

忘れかけていた昔話

もう何年も前のこと。 「目の前で大きな花火が見たい」という私のわがままを「その人」は叶えてくれた。送られてきた新幹線の切符を手に、ちょっとした小旅行のような気分だった。 私の住む場所より遠く、「その人」の住む場所に近いところ。 お互い忙しかっ…

やや空腹くらいがちょうど良い

この仕事は気力も体力もかなり消耗する。しかたがってとてもお腹がすく。でも私は仕事に入る前は「やや空腹くらいがちょうど良い」と思っている。個人差はあるだろうが、私はお腹が満たされるとまず眠くなる。眠いからやる気も半減して完璧にリラックスモー…

初めての重度の当欠願望

この仕事を始めて数ヶ月経ったある日、初めて「仕事に行きたくない。休みたい」と強く思った日があった。いつも朝目が覚めるとすぐに出勤確認の連絡をいれる。でもその日の朝は、「生理がこないかなあ」「なんとか(休む)うまい理由はないだろうか」とグズ…

幸せな一日

水辺か緑の見える落ち着いた部屋で、ふかふかのベッドでゴロゴロしながら海外のテレビを見る。少し身体が部屋に馴染んだらスパへ行き、マッサージを受け大好きなミストサウナに入り浸り。好きな時に好きなだけのんびりお風呂に入って、「ああ、手がふやけち…

続〜連れ込み宿!?事件

前回の記事(http://hi-chan963.hatenablog.com/entry/2013/12/16/094802)の続き。百歩譲ってこの時のお客様が良い方だったら「まあこれも経験だ」とポジティブな思い出になったかもしれない。しかし、だ。このお客様、清潔感に欠けるような方で、しかも終…

連れ込み宿!?事件

私の仕事はお客様と一緒にお店近辺のホテルに行きお時間を過ごす。いわゆる、お客様のご自宅や離れたご滞在先に出張する「デリヘル」とは違う。お店近辺と決まっているのでだいたいどこのホテルはどんな感じで料金設定はどんなものかなど、お店のスタッフか…

激しさだけが全てではない

接客をしていてよく思うことがある。露骨な表現になるが、キス、指入れ、おもちゃ…全てにおいて終始「激しすぎる」お客様がなんと多いことか。適度な激しさは感情の高ぶりをもたらすこともあるが、正直言って「激しすぎる」のは痛いだけなのだ。このブログを…

タイマー事件

私の仕事ではタイマーが必需品だ。時計を見ながら接客するのでなく、「退室まで残り◯分」というデジタル表示と終了までに二度鳴るアラーム音を頼りに接客を進める。もう少し詳しく説明すると、例えばお客様のコース時間が60分だとしたら、60から15を引いた(…

プリンの謎

時々お客様から差し入れを頂くことがあるが、どういうわけかプリンの確率が非常に高い。たしかにプリンは好きだけれど、大好物というほどでもないし、どこかにプリン好きだと明かしていることもない。ケーキほどかさばらず、手を汚さずにサッと食べられるイ…

風俗嬢…?

私は自分が「風俗嬢」という自覚があまりない。もちろん、属する業界は風俗業だし、仕事の内容はそうなのだから「風俗嬢」なのだけれど…。こうして何度も風俗嬢と書いていてやっぱり違和感がある。何故だろうと考えていて、気づいたことがある。それは「風俗…

はじめまして

今日からこちらでブログを始めてみようと思う。 期間限定。とりあえず3ヶ月。 きっと毎日は書けないだろうけど、自分の気持ちの記録の為にも、せめて1週間に1度くらいは書きたいところ。 昨年の今頃、いや数ヶ月前の私が今、風俗嬢をやっているなど想像もつ…