「愛してる」という言葉
「愛してる」という言葉。
私は重みと特別な感情が伴わないと自分からは言いたくないし、相手からも言われたくない。
昔、ある方から一度食事をしただけなのに帰り際に「愛してる」と言われたことがあった。
「私という人間をよく知りもしないで、よく愛してるだなんて言えるなぁ」と、怖くなりドン引きした記憶がある。
人によっては、もっとラフな感じで、大好き=愛してる な人もいると思う。
それが悪いわけではないけれど、私の感覚とは合わないだけ。
私は「あの人」のことをまだまだ知り尽くしていないけれど、それでもたくさん話すことにより、良い部分だけでなく彼が苦手としてる部分もわかってきた。
すべてをひっくるめて、「あの人」に対して大きくて温かい気持ちが湧き上がってきた時に「愛してる」と自然に口からでている。
「あの人」は今まで滅多に「愛してる」と言わない人だった。
だからこそ、「あの人」から「愛してる」と言われると、心にズシンと響き、温かいものが身体中に広がるように幸せな気持ちでいっぱいになる。
そのたびに、愛してくれる気持ちを絶対に裏切らないと心に誓うし、もっともっと二人の愛情が深まるように私も成長していきたいと思うのだ。