期間限定 ふんわり風俗嬢の内緒話

ひょんなことからまさかの風俗業界に足を踏み入れた、新米風俗嬢の内緒話です。

支えたい。頑張らなきゃ。

わかってるのだけれど…
少しさびしい。

会いたい。触れたい。声が聞きたい。
でもできなくてさびしい。


そばにいる人が羨ましい。
なんでもできる。独り占めして。
寝ても覚めても、機嫌が良い「あの人」も悪い「あの人」も、全部そばで感じられるなんて羨ましい。

私は私の心のケアをどうしたらいいのか、いまよくわからない。
ただ「あの人」の状態が心配で気の毒で、自分のことは後回しにして「あの人」の吐き出してくれる気持ちをずっと聞いている。
それしか、私にできることがないなんて…。

私の存在を感じることで元気になって、痛みから解放されたらどんなにいいだろう。
私が全ての痛みを引き受けて、「あの人」が笑顔になれたらどんなにいいだろう。
毎日毎日、何度も思う。

どうしたらいいんだろう。


せめて、私が笑って元気でいたい。
私ができる「支えること」って、そういうことだって、頭ではわかっているのだけど…