期間限定 ふんわり風俗嬢の内緒話

ひょんなことからまさかの風俗業界に足を踏み入れた、新米風俗嬢の内緒話です。

だめな自分

ただ好きなだけなのに。
ただ一緒にいたいだけなのに。
時間も自由も体力も足りない。

ただでさえ会いたくても会いたいときにゆっくり会えない。
それが今よりももっと会えなくなっても、私は、私たちは笑って元気にいられるのだろうか。


適切な言葉が思い浮かばない。
なじるような、試すような言葉を発して傷つけていないか、考えれば考えるほど、本当に自分の伝えたいことは伝えられていない気がする。


「これは遠距離なんだ」と言い聞かせて諦めて我慢をすれば、会える時間が減ったとしてもそのうち慣れていくのだろうか。
でも、そんなことになんの意味が。


「ふたりが納得するものじゃないと答えじゃない」と「あの人」は言った。
そんな答え、どこを探せばあるのだろう。


体がきつい。
会えないことはもっときつい。

答えが、わからない。


電車の中でこれを書きながら、涙が止まらない。
泣いたって、疲れていたって、誰もわたしの代わりに動いてくれる人はいない。 

じぶんがやるしかないんだ。


全てのことから、逃げたい。
仕事も、やめてしまいたい。