期間限定 ふんわり風俗嬢の内緒話

ひょんなことからまさかの風俗業界に足を踏み入れた、新米風俗嬢の内緒話です。

相談するということ

私はあまり人に悩み相談を持ちかけることがない。

まず悩みを悩みとして理解してもらえるようにわかりやすく説明するのが苦手だ。自分の中でぐじゃぐじゃの状態なのだから、わかりやすく説明なんて無理。
だから、自分の中でひたすら考え抜き、悩み抜いてある程度答えが見えてきたところで、まだ決めかねている場合や、他人の意見が欲しい時に、自分の信頼できる大切な人にだけ相談を持ちかけることがある。

その話す相手はとても重要だ。
「ああしろ、こうしろ」と、私が見つけた答えを無視するような人だと「私の考えは尊重してくれないのかしら」とイライラするので、相談できない。
私は、どうしたらいいのか、相手に答えと判断を求めているわけではないからだ。
あくまで客観的な冷静な意見が聞きたい。その意見を聞いて再度考え直し、
最終的に自分が納得した決断を「自分で」したいのだ。

自分で決めるということは、その結果がどう転んだにしろ自分自身で責任を持つことになる。人に決めてもらっては、うまくいかなかった時に言い訳をし、「私が決めたことじゃないし」と逃げ道をつくってしまう。それは私は好きではない。

結局は自分が決めてしまうのだから、人によっては「相談もせずに勝手に決めて…」とか「一言相談してくれたらいいのに」と私を身勝手な冷たい人間だと思うかもしれない。事実、身勝手な女なので返す言葉もないのだが。