改札、電車、心のばしょ
「あの人」と帰る間際に平井堅の話しをしたからか、帰りの電車の中である曲が
頭から離れなくなった。
自分の心情と歌をリンクさせるようなことはあまりしたくないのだけれど(気恥ずかしさもあり)。
この歌の歌詞はすごく切なさが全面に出ていて、ちょっと辛い感じがする。
最近、たっぷりと長い時間デートをした後は心身共に愛と満足感に満たされて、
別れ際が辛いという感じることがなくなった。
もちろん、多少の強がりはあるかもしれないし、よくよく心を見れば、もっともっとずっと一緒にいたい気持ちに変わりはないのだから「じゃあね」なんて言いたくない。
「もっともっと」はきりがない。
デートでは毎回、その時にできるかぎりのことをふたりで最大限に実現して
目一杯楽しんでいる。終わってしまうかも知れない不安に怯えることもなく、
次のデート、この先の未来を安心して考えていればいい。
今の気持ちは、切ないとか辛いよりも、
楽しかった、嬉しかった、幸せ・・・感謝の気持ちと共にそんな思いに溢れている。
私の身体の一部に残る赤い印を見て、情熱的で幸せだった時間を思い出す。
「あの人」が「可愛くてたまらない」といった風に私をぎゅうっと抱きしめる瞬間。
帰り際、私にコートを着せながら後ろからしっかり抱きしめてくれるあたたかさ。
それから・・・
いっぱい思い出して幸せに浸りながらゆっくり眠ろう。