告白、プロポーズ
嘘みたいな話だけど、お客様から告白やプロポーズをされることがある。
私としては疑似恋愛プレイをしているつもりは全くなく、思わせぶりな態度をとったり言ったりすることもない。
お客様が勝手に熱くなり勘違いをする。
限られた短い接客時間の中でたいして深い話をするわけでもないのに、
一体私の何を、どこをみてそんなことを言ってるのだろうかこの人は…と、びっくりしてしまう。
お客様には夢をみさせなきゃならない。
だから、接客中の私はとても優しい。
心の中では毒づきまくっていても。
こういうことを簡単に言ってくる人は、きっと誰にでも言うんだろうなあと思う。
いちいち真面目に相手していたら、おかしくなってしまう。
でも、お客様のヘソを曲げないように、プライドを傷つけないように、なおかつお客様としてこの先もつながるようにうまく言葉を選ばなきゃならないのは、本当に面倒くさいし疲れる。
これも仕事のうち。
それはそうなのだけど…。