期間限定 ふんわり風俗嬢の内緒話

ひょんなことからまさかの風俗業界に足を踏み入れた、新米風俗嬢の内緒話です。

メモ(3/4 夕方)


仕事から帰宅し家を見渡す。

昨日から洗えていない食器が山積み。

昨日からたためていない洗濯物が山積み。

精神状態と家の乱雑さは、比例する。


お昼ご飯を食べられないまま仕事をした。甘いものの差し入れを、吐き気を抑えながら「美味しい美味しい!こういうの、食べたかったんです!」とニコニコ笑いながら残さず食べる。仕事なのだから…仕方がない。


仕事が終わる。道路にひとり立ち、地面に突っ伏して泣きたくなる。


「あの人」に会いたい。会いたい。
でも、会えない。
左手の「キラキラ」を見る。優しい時間を思い出す。胸が熱くなる。
少しだけ、「あの人」の声を聞く。嬉しくなる。お互い励まし合う。私はちっとも元気な声を出せず、電話をきってから酷く後悔した。


とりあえず、食器だけでも、洗おう。