無力
納得させられる言葉も、つらさを和らげる言葉も、「この言葉なら」と思い浮かぶ全てのものが無意味な気がして、自分の無力を感じた。
伝えたい気持ちと言葉の数や質が比例しない。
ぎりぎりとした痛みも、中にいる「自分」も、ハンマーで粉々に打ち砕いて「もうひとりの自分」を作り上げる。
人の思いを背負うというのは、そういうことだ。
今日が終わったらまたゆっくり考えよう。
絶対に手放したくない幸せ。
絆はきっと日々深くなり、お互いさらに愛しく理解しあえると信じているから。