2014年元旦に思う~耳・音その他の話~
明けましておめでとうございます。
今年も皆様にとって良い年でありますように。
どこをどう辿ってか読者登録をしてくださる方もいらしたりして、
このような戯言を書き連ねているだけのブログ、恥ずかしいかぎりですが
今年もマイペースでやっていくので今後ともどうぞ宜しくお願いします。
私は意味も無く垂れ流されているテレビの音があまり好きではない。
見ないのなら消して欲しい、そう思ってしまう。
今、静まりかえった家の中で、空の色が移りゆく様を見ながらパソコンに向かいこのブログを書いている。
もうひとつ苦手な音を上げるとすると、銀行のATMを利用すると通帳やお金を取り出すときに出る「お知らせ音」のようなもの。あれがなると、すごく急かされている気分になり心臓がバクバクしてしまう。なので基本的にATMは月に一度しか利用しない。
私の耳は非常に敏感だ。
普通に生活しているだけで実に様々な音を拾い上げる。
そう、聞こえすぎてしまうのだ。
それは弱点でもあり利点でもあると思っている。
疲れている時に音を拾いすぎると、頭の中が音や言葉でいっぱいになってしまい、
さらに疲労が増してしまう。これは弱点。
利点は、良い音を拾えると、その時の状況と合わせて映像として頭に残すことができる。たとえば映画を見て、その時使われていた音楽がとても自分に響くものだと、いつまでも記憶に残る映画となる。
いま、私に聞こえている音。
加湿空気清浄機の音、水槽のエアレーションの音、外から聞こえるわずかな車の音、
自分のタイピングの音・・・
テレビの雑多な音は、今はいらない。
静かな空間の中でそっと「あの人」のことを思う。
「あの人」はどんなときでも私を放置しない。私に寂しい思いをさせない。
いつも、私を理解しようと気遣ってくれる。
幸せだなあと心から思う。
「あの人」の今年が、笑顔に満ちた充実した一年になりますように。