期間限定 ふんわり風俗嬢の内緒話

ひょんなことからまさかの風俗業界に足を踏み入れた、新米風俗嬢の内緒話です。

自分が粉々に

朝から体内で嫌な音をたてるように、
歪みを感じた。
時間が経つごとに、異物に蝕まれていくような不快感、不安。
説明のしようがないこのことを、
ほんとうはあの人に聞いてもらいたかった。
でも、できなかった。

自分が粉々になるような気がした。

私が一番想像したくないことが、頭の中で何度も繰り返される。
このまま、怒り、憎み、
そうしたら嫌いになれるのか。
好きで居続けるのは、辛いことなのか。

理屈なんて、一切聞きたくない。

また今回も、私のSOSは後回しにされた。


号泣したかった。
でもうまく涙がでてこなかった。
結局は、後回しにされ、ひとりで抱えて痛みが引くのをじっと耐えるしかないんだなと思った。