期間限定 ふんわり風俗嬢の内緒話

ひょんなことからまさかの風俗業界に足を踏み入れた、新米風俗嬢の内緒話です。

バカだなぁ

「メールを控えたほうがいいのかなと思って」だなんて、恐る恐る聞いたりして。気を回しすぎて時々不安になって。

「うん、そうだね、そうしてくれる?」と言われていたらどうしたんだろう。
そんなこと、ほんとは嫌なのに…
私、バカだなぁ。
バカだけど、「あの人」に一生懸命な自分がいじらしくてかわいい。

元々、男性に対してどこか冷めた目線でいたけれど、この仕事を始めてからそれが更に増し、幻滅することも多くなった。接客中の源氏名の作りあげた自分とはいえ、心でそう思い毒づきながら、全く違う自分を演出している自分自身にも、嫌気がさしてもっと幻滅する。

「あの人」のそばにいると、どんな感情も肯定できる。嫉妬するのは心が疲れるから、嫌。嫌だけどそれも私の感情。好きだからこそ。自然体でバランスをとりながら、「あの人」のそばではもっともっと笑っていたいと思う。