期間限定 ふんわり風俗嬢の内緒話

ひょんなことからまさかの風俗業界に足を踏み入れた、新米風俗嬢の内緒話です。

何かが

何かが辛い。
胸をかきむしられるように。


一緒にいたい「あの人」は、私が目を覚ました時に私のそばにはいなくて、
私ではない別の誰かが、「あの人」のそばを独り占めしている。
いつもいつも。
毎日。

その現実を深く見つめると、
私は物事をうまく冷静に考える力を失ってしまう。


自分はいったい、この先…
この先、どうしたらいいのだろう
辛さを感じても、涙を流しても、
それでも「私は愛されてるのだから。
幸せなのだから」と呪文のように、
これから先何年もひとりで呟きながら
生きていくのだろうか。

いつまでたっても、毎日そばにいられる生活を得られぬまま、
どこかやりきれない思いを抱えたままで、
それは本当に私の幸せなのだろうか。